真冬に現れる積乱雲は、夏と違って空気が澄み切っている空に現れるので、まるで意思を持った「モノ」のようだ。冬でも10℃以上ある東京湾に寒気が入り込むと、もっそりと積乱雲が発生することが稀にある。海岸線から街にかけて気温が高くなっているので、雲は街には入ってこれず、海岸線上に長く広がるのであった。