特に保存対象でもなく、日常の中で当たり前の様に役目をこなしているこの煉瓦倉庫の回廊は美しい。写真にすると、まるでセットのようにも見えるこの煉瓦の劣化具合は全く自然なもの。赤いコートで真知子巻きの女が立てば、半径五メートル以内を昭和三十年代に変える。 The corridor in this Kanda brick warehouse which plays its part in daily life is just the "Beauty."